お墓の相、つま墓相をみたお墓を吉相墓といいます。

お墓も、人相などと同じで、墓相といって、相があると言われています。例えば、人間でも手相とかあり、生命線だの結婚線だのといいます。
通常のお墓ですと、お墓の向きは北向きにするといけないという話がありますが、実際に北向きに墓を建立した方で不幸になったとかいう話を聞いたことはありませんし、私どもも一応話は致しますが、お客様が北向きに建てたいとおっしゃれば、反対はいたしません。
しかし、吉相墓は南東向きが理想の向きとされており、他の方角を向いて立てると、『長男の死・夫婦別居・変死・怪我』など恐ろしい災いが降りかかるという考えがあるそうです。
また、一般的な墓石というのは、頭石があって台座があって、下に納骨室があるというものです。
一方、吉相墓というものは一般的なお墓のスペースより多くの広さを要して、周囲を石材で囲み、中に赤色や黄色といった土を入れます。
その中に小規模な墓石を建てていきます。先祖供養塔や、水子供養塔などです。水子供養塔はどんな事情があってもこの場所に置かないといけないというような決まりがあったりします。
そしてよく言われるのが、吉相墓を建てれば、病気が良くなるとか、子宝に恵まれるとか、借金して建てても、お金の回りがよくなり大丈夫というものです。
吉相墓の多くは、高額なものが多いようです。私は以前、某有名吉相墓販売会社に金額を訪ねたことがありますが、300~500万円と言われました。
実際にはそんなにかからないということはわかりますが、墓石そのものよりも、墓相をみる鑑定料が高額なのだと思います。石の値段は相場が決まっていますが、鑑定料には相場はなく言い値ですから…
私の主観ではありますが、お墓がどんな方角を向いて建とうが、どんなに小さなお墓だろうが、要はどれだけ故人を想い、供養を行うかが大事だと思います。
墓石を建てたから、病気がよくなったり、子どもが出来たりはないと思います。今まで実際にそんなことがあったとしても単なる偶然に過ぎないのではないでしょうか?
また、某有名占い師に見てもらった吉相墓を建てたのに、不幸が起こったとか言う話をよく見たり聞いたりしますが、私はそれもどうかと思います。
そもそもそのような迷信めいたことを信用するよりも、こころから故人の事を思う方が良いと思うのです。
だからと言って、吉相墓が悪いというものではありませんのでご理解ください。
別ページでも書いていますが是非、皆様がお墓を建てられる場合は、信頼できるお墓屋さんと、納得できるまで打合せを行って、愛着の持てるお墓を作ってください。